法面工事で特に気をつけなければいけないケースとは?
- 2024.12.20
法面工事は、山や斜面を安定させるために行われる工事です。
そもそも土砂崩れや崩落のリスクがある場所で工事するわけですから、当然リスクも伴います。
法面工事で最も気をつけなければならないのは、気象環境。
特に雨が続いた後や、地震などの自然災害後には土壌が不安定になりやすいです。
そういった状況で工事すると危険が高まるだけなので、落ち着いた状態を確認してから作業計画を立てます。
土質や水分状態をよく調査し、必要に応じて排水設備や補強工事を行います。
そして実際に工事が始まっても予断は許されません。
斜面を削ったりするケースもあるので、それによって地崩れなどが起こる可能性もありますので状況を見つつ、作業を進めていきます。
ショベルカーなどで大雑把に削るわけではないので崩落の恐れは少ないですが、リスクも考慮しながら作業員の配置なども考えて作業を進めていきます。
土壌が柔らかい場所では、ロックネットや鋼材で土砂の土留め工事が行われます。
ロックネットは、ネット状の素材を使って法面に張り、土砂が流れるのを防ぎます。
また、鋼材やコンクリートのブロックで法面を補強し、崩落を防ぐ工法も用いられます。
宮崎県を拠点に活動する弊社では、現場スタッフを募集しています。
法面工事、土木工事に携わってみたい方は是非お問い合わせください。